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『働きマン』


安野モヨコ著


==「現場」の仕事を知る==


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      ~自分らしい働き方を探す~
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「面接ってのは不測の事態の予行演習でいいと思うんだよね。
ホントいろんなヤツいるから。」



ある日人事から新卒の面接官を依頼された主人公、松方。


一緒に面接官となった、他雑誌の編集者二人。


面接の合間に、松方とその一人はスクープの扱い方で対立してしまいます。


明らかに、面接を受けに来た学生に八つ当たりをする編集者に対し、


「学生に申し訳ない・・・。」と心を痛める松方。


そんな時、


ずっと傍観していたもう一人の編集者が言い放った一言が冒頭の言葉です。




確かに、会社内には色んな人がいます。


価値観も違う。


日々、体調や精神状態も違う。


自分自身のコンディションだって、一定ではない。




いくら事前に情報を集めても、面接室の扉の向こうにいる人が、


どんな人で、今どんな状況なのか把握するには限界があります。




それより、




相手がどんな人でも、どんな状況でも、

的確に相手の質問を理解し、的確な対応を返す。



当たり前のようですが、面接にはこれが一番大切だったりします。


そういうやり取りでこそ、その人の入社後の仕事ぶりが想像できるわけです。



これから始まる就職活動。



気張ることも、


奇をてらうこともなく、


ありのまま自分のキャラクターでぶつかっていってほしいと思います。

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『働きマン』


安野モヨコ著


==「現場」の仕事を知る==


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「自分が本当にやりたいことがわからないんですよ」


大学三年のとき、サークルの後輩のSくんはこう言っていました。


彼は専門学校生でしたが、ほとんど学校には行かず、


居酒屋でのアルバイトばかりながら、


自分が本当にやりたいと思えるものを探していたようです。


話してみると、彼はとても真面目に将来を考えていて、


その話し方はとても筋が通っていましたが、


何か違和感を持たずにはいられませんでした。



「S君は、今の生活をしながら本気でやりたいことを

探しているのだろうか?」



「働きマン」の主人公の恋人、


山城新二は、大手ゼネコンの建設現場監督者。



―俺は何をしたいんだろう


 この仕事の何が好きといえるだろう


 どこをつくったと言えるだろう



仕事への迷いから一生懸命になれない新二に突然の人事異動。


初めて彼は、激しく後悔している自分に気づきます。



「“この仕事のどこが好きか”なんて考えているヒマがあったら、

もっとちゃんとやっておけばよかった」


と。



一つの仕事を好きになれるかどうか、


自分に向いているかどうかなんて、


一度本気で取り組まないと、


最後までわかりません。


後輩のSくんはその後、


アルバイトが忙しくなったらしく、それから会っていません。


彼は本当にやりたいことが見つかったのか、


それとも新二のように、まだ迷っているのか。


これから会社を選ぶみなさんも、やりたいことを「探す」だけでなく、


何かに一生懸命取り組みながら探してほしいと思います。


遠回りのようで、やりがいを見つけるには、それが一番近道だからです。

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『働きマン』


安野モヨコ著


==「現場」の仕事を知る==


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「世界をハッピーにできるような仕事をしたい」


「仕事を通して社会貢献したい」


など。


私は理念を抱きながら仕事をしたいと思っています。


来年、社会人となった時はもちろん、


デジットでインターンとして働いているこの時も。


もちろん業務を通した私自身の成長も重要ですが、


「学生が自己実現できる就業の場を獲得」できるような


気づき・成長の場を提供したい、そのために自分ができることをしたい、


という理念をもって働いています。


しかし、忙しい日々の業務の中で、


理念は具体的な作業の中に埋もれてしまうことがあります。


でも、



イベントに参加してくれた学生の方からお礼の言葉や、


「コラムおもしろいですよ」って言葉



そんな一言一言がすごく大きな励みになって、


モチベーションがグワーって上がってきます。


「働きマン」にでてくる千葉くんも、


日々の単調でシビアな営業の仕事に慣れてしまった一人。


ある日、彼は自分の売るある本の内容に共感し、


それをきっかけに仕事への愛着、思い入れを思い出します。


頑張って売った本の作者にお礼を言われ、


思わず涙する千葉くん。


仕事のやりがい、そしてやる気をだす源は、


実はそんな小さなお礼の言葉だったりします。


私の周りのすべての「働きマン」の頑張りを、見逃さないように、


そしてその頑張りに感謝できるような大人になりたいですね。

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『働きマン』


安野モヨコ著


==「現場」の仕事を知る==


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今月は安野モヨコ著の漫画『働きマン』をご紹介したいと思います。


週刊誌の編集者、松方弘子はその仕事への邁進ぶりから


みんなに「働きマン」と呼ばれる28歳。


そして松方弘子を中心にした編集部メンバーの編集長、営業、張り込み・・・


彼らもまた仕事にアツイ「働きマン」!!


彼らの人間模様を通して、「現場」の仕事の楽しいところやキツイところが、


漫画だからこそのリアリティと迫力をもって伝わってきます。




―自分のやりたいことじゃダメって言われて。

でも興味なかったら一生懸命になれないじゃないですか。


―「仕事しかない人生だった」そんな風に思って死ぬのはごめんですね。


―あたしは仕事したなーって思って死にたい。




自分とは異なる様々な立場、職種、上下関係、そして個性。


そんな人たちと一緒に一つのものを作り上げることが仕事です。


今月は「働きマン」たちの仕事の愚痴や喜びの声を紹介しつつ、


その奥にある彼らの価値観について、考えてみたいと思います。


ぜひ、ご一読ください☆

今月は『働くということ』をご紹介してきました。


これから始まる就職活動の中で、


みなさんはきっと数え切れないほどの社会人の方と出会い、


話すことがあると思います。


多くの方はおそらく、今まで学生として生活してきた中で、


初めての経験になるのではないでしょうか。


社会人も昔は学生だったとは言っても、学生と社会人とでは、


やはり考え方もものの見方も違います。


しかも、新卒採用という特殊な状況の中で、相手の意図を読み取り、


コミュニケーションを図っていくことは、始めのうちは緊張し、


戸惑うことの連続だと思います。


しかし、それに臆せず、積極的に思い切って


社会人の世界に飛び込んでみてほしいと思います。




社会人って何を考えてて、どんな人たちなのか?




それを考えながら何かを得ようと本気でぶつかれば



「社会人として働くっておもしろい!


こんなすごい人たちがいるんだ!」



そんな世界が必ず見られるはずです。


「働き人」の良いところも悪いところもあるがままに描かれている


『働くということ』は、社会人を知るための、


最高のスタートになると思います。


ぜひ、ご一読ください☆





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